中国滞在中のプチ旅行(1995-1999)

旅行

まず、これ以前の私の旅のスタイルの変遷をまとめます。

  • 初めは遺跡見学中心のまじめな旅行でした。
  • そこから、アジアをぶらぶらする旅に。(現地の人々の生活に興味が移り、滞在型の旅に)
  • 長期滞在するには現地で働かなければなりません。
  • 台湾に長期滞在して働きました。
  • またアジアをぶらぶらする旅をしました。
  • 台湾での経験を活かして、中国で働くことにしました。

以上のような過程を経て、1995-1997年まで派遣で、1997-1998年まで個人で、中国で働きました。中国滞在中に出かけたプチ旅行の写真を以下まとめます。

北京・居庸関

派遣の最初の研修で北京に滞在。その間に居庸関「過街塔」と八達嶺を見に行きました。「過街塔」【雲台】には6種類の文字が刻まれています。梵字、チベット文字、パスパ文字、ウイグル文字、漢字、西夏文字

ついでに、長城・八達嶺↓。12月の北京、寒い寒い。

広西壮族(チワン族)自治区・南寧から【周辺】

南寧・邕江の端午節龍船(ドラゴンボート)レース

雨季で川の水は茶色です。ボートの一部は浸水しちゃいました。ありゃ、ありゃ。

邕寧のチワン族のお祭り

音楽(八音)あり、闘鶏あり、よくわからない「棒の押しっこ」あり、伝統的結婚式の再現あり、いろいろあって楽しめましたよ。

1997年にE型肝炎に罹り、一時帰国します。入院・自宅安静の日々を送って体調復活を待ち、半年後、職場に個人として復帰します。【E型はおさまったのですが、もともと持っていたらしいC型が慢性化する可能性ありと医者に言われました。ううむ。】

広西→ラオス→ベトナム→広西

南寧から昆明。昆明でラオスビザ取得。シーサンパンナの勐臘へ。磨憨で中国出国、歩いてラオス側のボーテン(BORTEN)へ。初めてのラオスです。乗り合いトラックに乗って移動。

磨憨・ボーテン(BORTEN)国境

ラオスのトラックバス

いちおう「いすゞ」トラックをバスに改造した感じ。チベットで乗った五十鈴トラックより乗り心地悪し。サスペンション効かず、木のベンチシート。辛い。がんばれ、ラオス。

高原にぽつりとある市場みたいなところで休憩。↓

ルアンパバーンを経て、ビエンチャンに出ます。あまり予備知識がないままラオスに行ったので、ルアンパバーンは数泊したのみ。1週間ぐらいいて、のんびりすればよかった(もったいない)。まあ、今回は日数に限りがあるし、少ない情報で国境を越えて、広西まで戻らないといけないんで。

ビエンチャン

何とも、のどかな首都です。タイ国境の橋を見学。渡ったら、ラオスに戻れなくなるところでした。

国境の橋は渡れないし(渡るとタイのノーンカーイ)、暇なのでラオスの観光案内所のお姉さんと写真を撮りました。ラオスの方々、素直でいいです。

この後、ビエンチャンからメコン川沿い・タイ国境沿いを進み、山を越えてベトナムへ入るために、バスで国境をめざします。

ナムパオ(ラオス)・カウチェオ(ベトナム)国境

山の中、霧雨の中、歩いて国境を越え、ベトナム入国。

ベトナム側でバスに乗り、峠を降りていきます。途中道端でトイレ休憩(私は降りず)、対向車を避けるためにバスは少し移動…何と草叢で小用中の女性のオシリがバスの窓から丸見え状態に。男性客はもう大騒ぎで喜んでます。お姉さんは「あーん、もう」と怒りと困り顔。ベトナムに入って、急に人柄が下品になった感じ。そのままバスでビン(Vinh)へ出ます。何も(特徴も)ない都市ビン。1泊だけして、ハノイに向かいます。

ハノイ→南寧

ハノイからランソンを経て、陸路国境を越えて中国・憑祥に入ります(この時は友誼関の建物は見られなかったので、後日再訪します)。広西に帰って来ました。春節休みにラオス。ベトナム国境越えの旅行でした。

友誼関

後日、友誼関の写真を撮りに再訪しました。(広西にいるので、いつでも行けます)

中国・ベトナム国境(東興・モンカイ)

ここは、国境を見に行っただけの時もあるし、ビザ関係の処理でベトナムに渡ったこともあります。モンカイからハイフォン、ハノイへ。【途中、ハロン湾付近で一泊しましたが、何も知らずに移動】

広西にいて桂林に行かず、すぐ近くを通ってハロン湾を観光せずどうかしてると言われそうですが、広西にいるとカルスト地形ばかりなので、わざわざ高い金払って見るまでもないや。外国人観光客多くてボラれたり嫌な思いしたくないし。

広西・その他(ガイドブックにない場所)

貴港・桂平「西山風景区」

何だか、よくわからないまま、誘われ連れられて旅行に行きました。

広西東部(百色・清華洞ダム・鍾乳洞)

地図を見ながら、こっちには何があるんだろうとミニバス乗り継いで見てきました。

緑の濃いカルスト地形。ベトナム北部に通じます。

この他、広西の北海(遠浅の砂浜海岸)へ海鮮食べに行ったり、陸路とフェリーで海南島へ行ったり【フェリーはかつて日本で本州・四国を結んでいたお古でした】、ビザ関係で陸路香港へ行ったりしましたよ。

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