中国→パキスタン→インド→ネパール→インド→タイ→台湾

雲南・四川を回って、パキスタンのビザを取得するため、北京まで。
中国(四川・甘粛・寧夏・内蒙古・北京・新疆)
雲南からのバス移動、長江上流の金沙江を渡って、四川のチベット文化圏エリアに入ります。
攀枝花(渡口)→西昌→成都→雅安→康定→紅原草原→蘭州→銀川→北京
攀枝花・西昌
バスの運ちゃんに気に入られ、初めて(憧れの)助手席に座ります。攀枝花で金沙江を渡ります。そして、西昌へ。西昌は涼山彝族自治州にあり、邛海という湖の畔にあります。彝族に興味があったので行ったのですが、何と人工衛星発射基地のある土地でした。中心都市なので彝族の生活は見られず。
攀枝花(渡口)

西昌の邛海

いったん成都に出ます。梅雨時になり、山間部は土砂崩れで道路が寸断されていました。なので、山道での渋滞で何時間も停滞します。
康定
成都から雅安を経て、康定へ。康定は甘孜チベット族自治州の町、カム地方。西夏語と関係があるかもしれないと言われていたムニャ語(木雅語)の木雅族に興味があったのでした【ここから北上して西夏を建国?西夏滅亡後、南下した?諸説あり】。近くの山(丘?)から周囲を見ましたが、雨がちの天気だったので貢嘎山(ミニヤコンカ山)は見えず。




新都橋から先は、土砂崩れで通行止めだとか、外国人未開放地区だとか言われて、再びいったん成都へ戻ります。【とりあえず行けるところまで行ってみようという度胸がつきました】
紅原草原
都江堰を経て、ミニバスを乗り継いで馬爾康まで行き、若爾蓋方面行きのバスを探しますが、運よく若爾蓋へ行くという小型トラックが乗せてくれることに(初のトラックヒッチ)。何かのグループで後部座席もいっぱいだったので、幌付きの荷台に乗り込みます。途中、念願の紅原草原を通ります。草原でピクニック休憩みたいになり、なぜか射撃練習が始まり、ビビります。








- 内蒙古の大草原
- 紅原の大草原
- 天山の大草原(バインブルク?バヤンブラク草原)
若爾蓋からバスで甘粛の蘭州へ出ます。
寧夏・銀川
蘭州から銀川へ。おなじみの西夏王陵へ。前回お世話になった方々を訪ねました。


銀川→北京
銀川からバスでオルドス地方を横切って东胜(東勝)、包头(包頭)、呼和浩特(フフホト)へ。さらに列車で北京に出ます。目的は北京でパキスタンビザを取得すること。申請してビザが出るまで北京観光しました。
北京→新疆
北京から列車(硬座)でトルファンへ。2泊3日か、3泊4日か忘れましたが、疲れ切ってトルファンに到着。
トルファン、前回遺跡は見たので吐魯番賓館のぶどう棚下でゴロゴロ過ごします。「ブドウ祭り」というのが始まり、観光客でいっぱいになったので、ウルムチへ出ます。ウルムチからアルタイ方面へ向かいます。
アルタイ・カラマイ・サリム湖→イーニン
アルタイ【阿勒泰】の遺跡(チェムルチェク古墳群)、カラマイ【克拉玛依】の油田(バスの車窓から)、サリム湖を見て、イーニン【伊寧】へ。





イーニンのお隣はカザフスタン。鉄道で行けるかも、でもビザがない…。ラジオでゴルバチョフ幽閉クーデター失敗のニュース。ソ連は崩壊しつつありました。

旅行中は短波ラジオを携帯して、ラジオジャパンのニュースを聞いていました。
イーニン→天山越え(バインブルク草原)→クチャ→カシュガル
イーニンからバスで天山を越えて、クチャへ出ます。途中、バインブルク草原があるのですが、あまり見えず。一泊した峠で夜トイレに外に出たら、満天の星空に感動。




カシュガルからは、いよいよクンジェラブ峠を越えて、パキスタンに入ります。
③に続く。
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