第1回旅行(1989-1990)⑥

旅行

列車で成都から昆明へ。雲南少数民族のエリアへ。

成都→昆明→景洪・大理

昆明

1月ですが、春の陽気です過橋米線を食べて、散歩。街には渡り鳥?がたくさん。動物園でパンダと金絲猴を見ます

シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州

景洪

バスでシーサンパンナの中心都市景洪へ。バス移動の途中の食事がおいしいです。いいぞ、雲南。付近の村や仏塔を巡ります。もう田植えをしているのに驚きます。

カンランパ(橄欖壩/勐臘)

メコン河(湄公河/瀾滄江)を船で下って、カンランパ(橄欖壩/勐臘)へ。ちょうど池の掻い掘りをしていて、何が獲れるやらと少年心をくすぐります。

市場の風景(少数民族の衣装)

景洪・曼听路にある蓮花旅社

のんびりできて居心地がいいタイ族の民宿でした。2階の宿泊部屋の横に小さいベランダがあり、下のレストランから料理(バナナの葉に包んで蒸したもち米など)を持って来てくれます。

昆明で春節

バスで昆明へ戻って春節を迎えます。爆竹がすごい。

大理ペー族自治州

バスで大理へ。白族の自治州です。洱海という湖のほとりにあり、静かで落ち着いた街。かつて大理国がありました。元のフビライに征服されました。春節後のお祭りが続いていました。三塔や元世祖平雲南碑などが有名です。

胡蝶泉と付近の街

上関の市場

洱海の北端にある上関の市場の風景です。

大理から昆明に戻り、ビザもそろそろ切れるので、予定にはなかったタイ・バンコックへ飛行機で

昆明→バンコック→帰国

人生初の飛行機(中国民航)に乗り、昆明から(何の予備知識もない)バンコックへ。

初めての飛行機、それも一応国際線。勝手がわからず。機内食が食べにくいなあ、そう言えばポケットスプーンとフォークが付いたアーミーナイフがあったなと取り出して食べました。今思えば、よくセキュリティチェックをパスしたもんだ…。

チャイナタウンをぶらぶら歩いたり、タイ式マッサージで旅の疲れを落としたり(?)しているうちに、空港で取った滞在期間も切れるので、いったん列車でマレーシアのペナン島へ行き、タイの観光ビザを取って、再びタイへ

バンコックで犬にかまれるアクシデントがあり、【旅行保険が切れていたので】狂犬病予防の注射発病したら助かりません)で意外な出費がありました…。

その後、コ・サメット島へ行って泳いだり(シュノーケリングを教えてもらう)、チェンマイで水かけ祭り(ソンクラーン)を見て、エジプトエアーでバンコック→マニラ(降りず)→東京と帰国しました。

チェンマイ(ソンクラーン)

初の海外旅行はこれで終了しました。旅の過程で、遺跡を巡る旅から、市場や現地で暮らす人々の生活視点が移ったように思います。始めは中国数か月のつもりで出発したのですが、意外に安く半年以上旅行できて、予定にはなかった地域にも行けたので、味をしめてしまったようです。

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