ベトナムのフーコック島(富國島)へ3週間ほど行ってきました。
なぜそこ?
- 退職後、1年に1回1か月ぐらい海外旅行しようかなと思っている元バックパッカー。
- ベトナムは1990年代に数回行ったけど、好印象だった。現在ネットで調べると女子一人旅とかあって、初級レベルで楽そうだった。
- まだ行ったことがないムイネーかフーコックのビーチで、だらだらしようと思った。高雄より少し暑そう。基本、半袖+サンダルで、そのまま行き帰りOK!
- ムイネーだとホーチミン(サイゴン)入りして、バス移動。いきなりゴチャゴチャ大都会ホーチミンから始まるのは辛いなあ(チョロンは好き)。ムイネーで有名な砂丘(興味なし)にも行かず、3週間もだらだら居られるかなあ。
- フーコックは3月末まで台湾高雄から直行便(虎航 Tiger Air)が飛んでいる。台北・桃園からは年中定期の直行便あるけど、高雄から北上すると北部は半袖じゃ寒いなあ。
- ベトナムはビザなしで45日間OK。フーコックだけの場合は30日間OK(45日になったようです)。よし、問題なし。楽!
- フーコックはリゾート開発でダメダメになりそうだけど、今のうちに(手遅れか?)行っときますか。
- 時期的に、フーコックの乾季(11月~4月)でハイシーズンの年末(避寒の西洋人)とテト(旧正月:台湾の春節ね)も終わり、混み混みではなさそう。いいぞぉ。
チケット
そんなこんなで、行きは虎航直航で高雄→フーコック、帰りは越南航空Vietnam Airlinesでフーコック→ホーチミン乗り継ぎ→高雄、締めて往復1万元ぐらい。ezfly(易飛旅遊)でチケット購入、よかろう。
宿予約
ガイドブックと地図を頼りに、宿へ行って「部屋ある~?」「いくら~?」「部屋見せて~」だった1990年代。今はネットで予約の時代なんですねえ。ビーチに近くて(歩いて行ける)、高級リゾートじゃない宿を探す。約30年ぶりの再デビュー?なので、ドミトリーはパスね。部屋をシェアする人もいないし、大人一部屋で。最初の2週間は島西側のロングビーチ(Long Beach)で体と旅の感覚を慣らして、残りの1週間は島南側のきれいなサオビーチ(Sao Beach)かケムビーチ(Khem Beach)で静かにだらだらかな。サオビーチは近くに適当な宿がないので、ケムビーチにしよう。旅行スタイルは、基本だらだら滞在、たまに観光。
そんなこんなで、Booking.comで島西側のフリービーチリゾート(14泊+朝食付き!えらい出世じゃのう…)と島南側のスカイホテル(10泊)を予約。フリービーチリゾートはクレジットカードで前払い。スカイホテルは現地払いオンリーだったので、クレジットカード使えるか問い合わせたら、「近くにATMあるから大丈夫」とのこと。その後「グッドニュースです。うちもクレジットカードが使えるようになったよ。」との連絡で、一安心(後日ちょっと困ったけど)。
お金
1990年代のベトナム旅行は、ドルキャッシュとトラベラーズチェック(もう死語か?)持って、ドル払いorベトナムドンに両替して使っていましたが、時代も旅行のスタイルも変わりましたね。化石が動き出したような自分、アンモナイト気分…。今回の旅行は、台湾元キャッシュ(現地両替)と台湾彰化銀行VISAクレカとデビットカード(ATMでドン引き出し:海外提款)で。
アプリを入れておく
- Grab:もうサイクルリシキャ(シクロ)やバイタクつかまえての時代ではないのか。とりあえず、フーコックの空港⇔ホテルの移動は、荷物がありタクシーになると思うので。クレカも登録しておく。
- Zalo:ベトナム人との連絡に必須ということで、入れた。台湾の携帯番号で登録できたけど、生年月日の1960年代の年を間違えたので(年寄りはクルクル回すの多くて大変ね)、真面目に修正しようとしたらうまくいかない。で、いったん登録解除して再度新規登録しようとしたら、「この携帯番号はバンされてます」状態になり、断念。ベトナムでSIMカード買ったら再挑戦しよう。
- Vinbus:ベトナムのバスアプリ。フーコックの路線もあるので入れておく。17番と19番は無料バスなので便利です。いいぞ、フーコック。
出国(高雄小港機場)
MRT始発前にタクシーで空港(小港機場)へ。朝早い時間だったので、タクシーは前日に55688(台湾のタクシーアプリ)で予約しておきました。虎航のカウンターでチェックインする際に、帰国(回台灣)のチケットも提示を求められました。まあ、問題なし。
パスポートを更新し、外國人(永久)居留證も新式に切り替えて初めての出国だったので、イミグレ(出境)の自動ゲートは通れず、審査官相手の普通のゲートから、無事出国。混んでなくて、非常にスムーズでした。
ちょっとタバコを買っておこうと思ったけれど、朝早い時間なので空港のコンビニはまだ開いておらず、免税店で1箱(1包)だけ売ってくれるか聞いたのですが、カートン買いでないとダメだって。まあ、そうですよね。日本へ一時帰国する時はカートン買いして吸っていたのですが、ベトナムはタバコ安いから、ま、いっか(苦笑)。
飛行機は乗客10数人ぐらいでガラガラでした。あと数日で高雄・フーコック直航が終わるから、今から出発する人は少ないのかも。LCCなので食事なし、3時間ちょいのフライト。一応マスクして、のど飴なめて寝てました。
フーコック空港
着きましたよ、フーコック。人数少ないので、入国審査もスムーズ。入国スタンプを見たら、5月9日までで45日間有効でした。SIMカード販売&両替のカウンターでSIMカード購入(台湾元払い可)。30日間のは通話なしデータ通信のみ(VietTel)。カード挿入から開通までやってくれました。
通話なしでベトナム携帯番号をもらえなかったので、zalo再挑戦は無理。まあ、いいや。
ついでに、当座の食事代など考えて、3千元をドンに両替。レートはよくないんだろうけど、220万ドンぐらいゲット。1台湾元=750~770ドンが、この時期の相場でした。ネットも通じたし、さっそくGrabでタクシーをとアプリごちゃごちゃしてたら、タクシーの客引きが「今の時間、Grabはなかなか来ないよ。それと同じ値段で行くよ。」と言うので、駐車場でいっしょにタバコ吸いながら商談成立。空港タクシーだからぼられるかと思いきや、本当にGrabと同じ値段で行ってくれました。支払い時に私がドンの桁数間違えてるのを教えてくれたし、お釣りもちゃんとくれました。オマエ、イイヤツ。フーコック、イイトコロ。
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